科学実験隊の活動は平成20年度から行っています。本事業の目的と特徴は以下の通りです。
科学実験教室の目的
子どもたちの“理科離れ”対策として、全国各地で科学実験教室や講演会が開催されています。我々もその一翼を担い、子どもたちに実験を通して科学の面白さから科学現象の奥深さまで体験してもらい、科学分野への興味、関心を持ってもらうことを目的として科学実験教室を開催しています。
科学実験教室の特徴
- 科学実験隊は、各専門分野の様々な知見や技術を会得した技術職員とサポート役の大学生、大学院生で構成されているため、広範囲の専門的な知見に触れることが出来ます。
- 小学校の理科実験では見ることができない専門的な実験から、家庭で再現できるような身近にある道具を利用した実験まで体験することができます。
- 実験は、以下の「授業形式」・「ブース形式」・「演示形式」の三種類で行います。
「授業形式」
一般的な授業と同様に、隊員が教壇の上に立ち説明し、ものづくりや、実験を行ってもらいます。数名でグループを構成し、一つのテーマにグループごとに取り組んでもらうこともあります。
「ブース形式」
数種類の実験テーマを同時に実施し、隊員が常駐して実験を行います。子どもたちは、自分の意志で自由に移動することが可能なため、興味を持つテーマを楽しみながら実験に参加し、学習することができます。
「演示形式」
多くの参加者が同時に体験できる一つの実験テーマを参加者全員の目前で行います。子どもたちだけでなく、小学校の先生にも演示に参加してもらいます。