この度、「九州地区総合技術研究会」を大分大学の主催により開催することとなりました。
「九州地区総合技術研究会」は、九州地区の国立大学法人、国立高等専門学校および大学共同利用機関の技術職員による発表と討論を通じて技術の研鑽、向上を図ると共に技術職員相互の技術的、人的交流を深めることを目的として開催するものです。本研究会では、様々な分野の研究発表はもとより、技術職員ならではの実験装置の開発や改良、日常業務における技術的問題から生まれた創意工夫などの技術発表があります。本研究会は、これらを通して技術職員が交流と切磋琢磨する場であり、その果たす役割はますます大きくなっていると思われます。
今年度の本研究会は、コロナ禍の影響をようやく脱し、６年ぶりにオンサイトで開催予定です。また、より多くの方に情報を共有できるよう、シンポジウム「技術職員ビジョン2040」はハイブリッド形式で行われます。
科学技術の発展に伴い、技術職員に求められる知識や技術はさらに高度なレベルになっています。本研究会で各地から多くの技術職員が一同に会し、情報交換・討論することで、学術振興における技術支援に寄与できることを期待し、実りある有意義な研究会となることを祈念いたします。